【深川市】こだわりの塩ラーメン かずよし

2022年10月28日、前回美瑛町の「らーめん八海 びえいの丘」でいただいたピッキーヌ辛味噌ラーメンが個人的に辛み不足だったためか、無性にガツンと辛みが来る辛味噌ラーメンが食べたくなったこの日、未だ未開拓であった深川市の辛味噌ラーメンを食しにひとっ走りしたのであった。

お伺いしたのは道の駅「ライスランドふかがわ」の斜め向かいにある「こだわりの塩ラーメン かずよし」さん。老舗ラーメン屋であるとの情報であったが、実際到着してみてその老舗感たっぷりの外観に少々驚く。しかし、老舗であるということはそれだけ長年皆さまに愛されてきたということでもあろう。

店内も昔ながらのラーメン屋といった感じである。窓際には調味料などが雑然と並んでいるが、こういった飾らない感じも悪くない。そして厨房奥の壁には約10年前のロコソラーレの選手たちのサイン色紙が貼っており、やはり歴史を感じさせる。

こちらの店を選んだ理由は、ネット検索していたところメニュー表に「激辛味噌野菜らーめん」の文字を発見したため。辛さに飢えていた自分にとってはうってつけのメニューである。大々的に「こだわりの塩ラーメン」を謳っている店ではあるが、躊躇なく激辛味噌を注文。

そして運ばれてきたラーメンにはメンマ、チャーシュー、人参、もやし、なると、白菜、長ネギとなかなか多彩なトッピング。最近、値上がりしたようだがこれだけのトッピングで税込900円ならば、今の相場としては決して高くはないであろうという印象である。それにしても写真映えする美味しそうな見た目である。

表面には食欲をそそる香辛料が浮き、こってりと濃厚であろうことを想像させるスープ。
実際飲んでみるとまさにその通り、濃いめの味わいで様々な味わいが複雑に絡み合っているような奥深さは感じるのだが、同時に何かが足りないようにも感じる。味がぼやけているような印象である。そして独特な後味が残ることも特徴的なスープ。
辛さは激辛というほどのレベルではないので、後ほど追加の唐辛子のお世話になることとする。

麺は北海道産小麦の「春よ恋」を使用しているという中太のちぢれ麺。もちッとした食感でスープとの絡み具合も悪くない。

チャーシューは箸で持ち上げた瞬間にホロッと崩れる。さぞ柔らかいものかと思いつつ実際食べてみると意外と弾力のある部分も。味付けも薄めで正直に言って可もなく不可もなくといった印象のチャーシューであった。

少し食べ進めてから、辛み不足解消に唐辛子とラー油を多めに追加してみる。すると、ぼやけた感じであった味わいが一気に引き締まる。濃厚な旨味と辛味が口の中でバランスよくマッチし、かなり自分好みの味わいに変化。辛さで本来の味が誤魔化されているのかもしれないが、私にとっては追い唐辛子＆ラー油が大正解であった。

紹介サイト：北海道ふかがわ観光サイト｜ こだわりの塩ラーメン かずよし

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