【札幌市】辛いラーメン14 南7条本店

2021年11月4日、度々訪れる札幌へ行く機会。この頃になると外で食事をとるならば辛味噌ラーメン一択状態である。今回は珍しく夕食としての辛味噌ラーメン。ススキノで人と会う前に少しお腹を満たしておくのである。

地下鉄すすきの駅と中島公園のちょうど中間あたり、ジャスマックプラザホテルから豊平川寄りの地にその店はあった。その名はズバリ「辛いラーメン14」！なんともそそるネーミングではないか！今回は南7条にある本店に伺ったが札幌駅の南口にも店舗があるらしいので、機会があればそちらにも伺ってみたいものである。

タッチパネル式の食券機で食券を事前に買うシステムであるが慣れないと少々戸惑うかもしれない。ワタシがそうであった。「味噌/スパイスラーメン」「濃厚辛味噌 太麺」「醤油/塩」「トッピング/サイドメニュー」とそれぞれの大項目から選べるのであるが、その中からまた辛さ選択をする必要がある。要するに画面切り替えの手間があるのであって、注文したいメニューが決まっていないとなかなか時間を要するのである！席に座ってからのタッチパネルメニューはありがたいが、後ろで人が待っている場合などを考えるとむしろ昔ながらのボタン式の方が早いのかもしれない・・・。

さて、メニューが豊富なこちらのお店。辛味噌ラーメンを食べることは決まっているが、問題は辛さレベルをどうするかだ。辛さ2倍までは830円、3～6倍が850円、7～10倍が900円、11～14倍が930円、15～20倍で950円との事・・・って！20倍ってなんじゃい！？絶対ムリ！！なんて事を考えつつ、一番人気の辛さであるという3倍を注文。食券を渡す時に辛さを口頭で伝えるシステムである。

ちなみにこちらが辛さレベルの説明であるが、境目の幅が広すぎるのが少し笑える♪

辛味噌ラーメン辛さ3倍バージョンである。写真の撮り方で小さいように見えるが実際はそんなこと無い。普通に量がある上にトッピングがなんとも豪華である！チャーシューにメンマ、半熟卵、キクラゲ、長ネギ、小ネギとこれだけ入って850円はなかなか悪くない。

まずはスープをひと口。なるほど、ほどよく辛い。スープだけを飲み続けると鼻の頭にうっすらと汗をかいてくるレベルであるが、麺や具材と一緒にいただくとそれほど過度な辛味は感じない。もう少し辛いレベルでも平気で食べられそうである。
そして、こちらのラーメン、辛さを売りにしている割にはガツンと辛みがくるのではなく、まずは濃厚なスープの旨味が口の中に広がりその後に辛みが追いかけてくるのである。これが逆になってしまうと辛味のせいで旨味を感じづらくなってしまうので地味にありがたい事。

これは！かなり旨い辛味噌ラーメンである。

道産小麦１００％使用だというスープが良く絡む自家製中太ちぢれ麺に、むかわ町穂別産の唐辛子、そしてその唐辛子を使い数種類の薬味で香りと旨味を抽出した自家製辣油。さらに道産の豚骨、鶏ガラをベースにしたダブルスープ使用と北海道産原料をふんだんに使ったかなりこだわりを感じるラーメンだ。

さらにもうひとつ、自家製チャーシューが絶品である！肉質の柔らかい豚バラ肉をじっくり煮込んでから自家製ダレに漬け込んだというこのチャーシュー。盛り付け前にも炙りを加えるという手間暇かけた逸品はまさにとろける食感♪かなりハイレベルなチャーシューである！

更なる辛さに挑戦するためにもまた来店したいと思わせる店であった。

公式Webサイト：辛いラーメン14【公式】／辛いラーメン専門店

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