【沼田町】味処 やま田

2022年12月13日、天気はあまり良くないが気温が高めなのでおそらく道路の雪も少し溶けているだろうとの予想の元、1時間以内で行ける場所で辛味噌ラーメンをいただこうと考えた結果沼田町へと向かうことに。案の定、路面には多少の雪が残るもののそれほど走りづらい訳でもなく無事沼田町へ到着。

さて、ナビを頼りに目的の店舗前に到着したが肝心の建物が見つからない。そう、ナビが示していたのは移転前の店舗位置。そして、少し周辺を走ってみて見つけたのが「味処 やま田」の新店舗。どうやらかつてはパチンコ屋の建物であったようだが、白を基調に改装された内観はとてもキレイで清潔感を感じさせる。

今回注文させていただいた激辛ラーメンがこちら。半熟卵ではない堅ゆで卵とナルトが昔っぽさを感じさせる外観であり、他にはメンマ、海苔、玉ねぎ、白菜、もやし、長ネギ、ひき肉となかなか具沢山の内容である。

公式食べログのメニュー内でも謳っているように「辛そうで辛くない」のがこちらの激辛ラーメン。確かにスープをひと口飲んでみてもピリ辛と言った感じである。しかし、食べ進めるうちに体の内側から暖まってきて、唐辛子を少々追加して食べ終わる頃にはうっすらと汗が出るほどの辛さレベルであった。

魚介っぽい香りが漂うスープは、ひと口目から強めの苦みを感じさせる。濃くまろやかで旨みのある味わいだが塩味も若干強めである。スープだけを飲み続けると少々味のくどさを感じるが麵や具材と共にいただくとちょうど良い加減になる。

麺はやや細めに見えなくもないちぢれ麺。これといって大きな特徴は無い一般的な麺だと感じさせる。硬くも無く柔らかくも無い茹で加減で普通に美味しい。

個々人の好みにもよるであろうが、良くも悪くも大衆食堂的な辛味噌ラーメンであると感じた今回の一杯。ラーメン専門店のこだわりにこだわったラーメンとは違う、レストランで提供されるような安っぽいラーメンともまた違う独特の味わいを持ったラーメンであった。

このお店の凄さは何と言ってもそのメニューの豊富さである。麺類だけでも各種ラーメンにそば、うどん、さらには焼きそば、スパゲティまで。各種丼物、定食に加えカレーライスやチャーハン、果てはオムライスまでと、和洋中問わず食べたいと思ったものがほぼ食べられそうなラインナップに思わず感服する。

公式Webサイト：「味処 やま田」出前もしている沼田の老舗の飲食店　/　味処 やま田

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