北海道辛味噌情報局 | 【旭川市】らーめん橙ヤ旭川本店

バースデイ辛味噌♪

2022年2月24日、誕生日ということもありちょっくら旭川市までプチ旅行である。カイロプラクティックで体を整え、旭山動物園へと向かう・・・と、その前に、時刻は午前11時台。ならばここで行くしかない！前回の山頭火本店に続き旭川2店舗目の辛味噌開拓である！
事前の下調べで数ある旭山動物園近くのラーメン店の中から気になる店をピックアップ済み。さあ、今回はどのような辛味噌ラーメンに出会えるのか！？

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ヒーローは体のメンテナンスが大事なのだ！そして可愛い動物たちに癒されるリラックスタイムも必要である♪

札幌にも出店中のチェーン店

今回選んだ店は旭川発祥のラーメン店で市内に3店舗、札幌にも1店舗を展開する「らーめん橙ヤ」である。旭山動物園から車で10分程度の場所に本店があり辛味噌ラーメンも扱っている。そして下調べの際に見たメニューPOPがとても気になったのでこちらに決めた。

店に到着すると、本格的なランチタイム前なので先客の車は2、3台程度。ワタシ的には良い感じである。車を降りて店に入る・・・ん？入り口どこ？と一瞬立ち止まってしまう。よく見ると赤い扉に「店舗入口」と書いてあるのだが、柱のおかげで若干戸惑ってしまった・・・

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内装は撮り忘れたが今風のなかなかオシャレな店内である！昔ながらのラーメン店も落ち着くが、たまにはこういった感じの店も良いものである。

辛玉らーめん♪

ネットで調べている際に気になったPOPはこちらである。

辛玉らーめん。しょうゆ、しお、みそ味すべてに対応できるというこのラーメン。ということは、みそ味を選択すれば辛味噌ラーメンである♪しかも、辛さが5段階、みそも通常みそと橙ヤこだわりの橙みそが選べるというありがたいシステム。辛いもの好きにはたまらないメニューである！

スープ、麺、チャーシュー・・・あ。

最終的に頼んだラーメンは「辛玉らーめんみそ大辛」で860円。橙みそも気になったが、激辛にしてみようか？とも一瞬思ったがそこは初訪問の店、あまり冒険はせず無難な構成にしてみる。

注文してさほど待つことなく出てきた辛玉らーめん。提供までかなり早かったのは好印象である。
中央には真っ赤な辛玉。それまでは宮城でしか体験していなかった後から溶かす仕様である。試しに辛玉を溶かさずにスープを飲んでみるが、そのままでも充分に美味しい！

具材はシンプルにメンマと長ネギとチャーシューだけだが、辛玉を溶かした後の姿にも期待が高まる♪

というわけで、躊躇なくすべての辛玉を溶かす！なかなか良い色味になったがそれほど辛そうには見えない・・・やはり激辛でも良かったのだろうか？と思いつつスープをひと口。
これが見た目以上に辛い！辛さのレベルで言えば鼻に汗をかいた砂川市の虎の介と同レベルくらいであろうか。口の中がビリビリとする良い辛さである♪激辛にしなくて良かった・・・

水からこだわっているという豚骨ベースのスープは見た目通りの濃厚さがあり、まろやかさな口あたりとガツンとくる辛さのバランスが素晴らしい♪仕上げに入れるという自家製ラードで作った「ねぎあぶら」も良い働きをしているのかもしれない。

そして、一番驚いたのが特注細麺である！細いのだがコシがしっかりあり、何よりも噛むごとに甘さが感じられるのである！まろやかで適度な辛さのあるスープが麺に絡んで、口内では辛味による刺激を感じつつ舌先では甘みを感じるという不思議な感覚。そのバランスが絶妙でありどんどん食べ進んでしまう♪こんなラーメンがあったのかとかなりの驚きである！

そしてチャーシューチェック。こちらの店では「ちゃーしゅー」の表記であるが、こちらにもかなりのこだわりがあるようで仕込みに3日間、そして仕上げ段階で備長炭でじっくり焼き上げるという手の込みよう。これがまた驚きの一品であった。

他店とは一線を画すその大きさ、厚さ！独特のクセなんぞまったく感じないしっかりと味付けされた激旨ちゃーしゅーである♪そして、肉厚な割には柔らかくさすが「自慢のちゃーしゅー」と謳うだけのことはある！

こうしてスープ良し！辛さ良し！麺良し！ちゃーしゅー良し！と総じて、かなりワタシ好みの一杯に出会ったのであった。順位をつけることはあまりしたくないが、ワタシの中ではこの段階で最上位クラスに位置する辛味噌ラーメンであった。次回はみそを橙みそに、辛さを激辛にして試してみたいものである♪この素晴らしき出会いに感謝！ごちそうさまでした！！