宮城からちょっと足を延ばして
2022年10月4日、旅行のため宮城県を訪れたのだが、山形県まで少し足を延ばせば辛みそラーメン発祥の店と言われる「龍上海」があるのである。ならば今回の旅行で行っておこうと仙台市から一番行きやすいと思われる龍上海東根店へ向かうことにする。
カラミソラーとしては一度は訪れておきたかった辛みそラーメン発祥の店!本来であれば赤湯の本店に行きたかったが時間の都合上、今回は東根店に突撃するのだ!!
元祖からみそラーメン
仙台駅近くでレンタカーを借り車で約1時間10分、無事に到着。看板には「元祖からみそラーメン」の大きな文字。ようやく訪れることのできた龍上海がこちらである。
時刻は午後1時過ぎ。入店前にスマホのバッテリーの充電がてら通り向かいの大森山公園駐車場から様子を見ていると、ピークタイムを過ぎたにも関わらず車の出入りが続く。さすがに満車状態となるわけではないが、やはり人気店なのは確かなようだ。
辛みそとは関係のない話だが、レンタカーにUSBソケットが付いていなかったのは誤算であった。急遽近くの百均でシガーソケットに差し込むUSBアダプターを購入することに。オプションとして車内に置いておいてくれれば助かるのにな・・・。
青のりが珍しい
せっかく山形の龍上海まで来たので今回は大盛を注文。そして登場した「赤湯からみそラーメン」がこちらである。やはり北海道ではあまり見られない辛みそを自分で溶くタイプ。元祖と言われるものがこういった形なので、おそらくこれが元来の姿なのであろう。
そして最も特徴的なのは青のりの存在である。これまで他店では見たことの無かった独特な外観に少々驚く。他にはチャーシュー、メンマ、なると、長ネギとシンプルめなトッピングである。
そういえば仙台の味よしも仙台空港の寿松庵もあと混ぜタイプの辛みそだったな。むしろあちらでは最初っから真っ赤な辛みその方が珍しいのだろうか?
ピリ辛スープに太っとい麺!
いよいよ実食である。まずは辛みそを溶かさずにスープを飲んでみるが、あっさりめの普通に美味しい味噌ラーメンである。脂が浮かび黄金色に輝くスープに緑色の青のりがアクセントになり見た目にも美しい。
そして辛みそをすべて溶かした後のスープを飲んでみると、辛みはそれほど感じないが徐々に体が温まってくるような辛さである。
元々は煮干し出汁が効いた醤油ラーメンが看板メニューであったという龍上海のスープは、そのベースがあるためか他店にはない独特な味わいであることも確かである。
スープももちろん美味しいのだが、ここで特筆すべきなのは「麺」である。箸で持ち上げた瞬間びっくりするほどの平打ち太麺。出前対応が多かったため伸びづらい麺を作り上げたという。モチモチ太麺で重量もかなりあるため、その味わいはともかく食べ応えも十分過ぎるほどである。
それほど厚みは無いが2枚入っているのでちょっとしたお得感を感じさせるチャーシューは、固すぎず柔らかすぎずといった食感。こちらは大きな特徴は無いが、スープとの相性も良く美味しくいただけたので大満足である。
ワタシにとっては少々辛さが物足りなく感じる一品であったが、辛みそラーメン発祥の店の一杯が食べられたことにとても満足である♪
メニュー
基本メニューは4品のみに夏季限定の冷やし中華が2品と至ってシンプルなメニュー構成。伺ったこの時のからみそラーメンの値段は950円と決して安くは無いが、価格相応の美味しさには納得感があるのであった。
夏季限定のからみそ冷やし中華も具材がたっぷりのようで気になるな!機会があれば赤湯の本店で一度味わってみたいものだ♪
店舗情報
龍上海 東根店
【住所】山形県東根市中央東3-9-28
【TEL】0237-53-6690
【営業時間】11:30~19:00(売切次第終了)
【定休日】水曜日
【駐車場】有(店舗前)
公式Webサイト:赤湯ラーメン「龍上海」オフィシャルサイト
※ 記載の内容は現在変更となっている場合がございますのでご理解、ご了承の程よろしくお願い致します。
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