【浦臼町】うらうす温泉 カフェ＆レストランつるぬま

2022年7月1日、久々の温泉と辛味噌ラーメンである。行く先は赤平市から30分ほどで行ける浦臼町の「うらうす温泉」。本当はもう少し遠くまでドライブしたかったのだがあまり時間の余裕もないため近場で気分転換することとなった。

まず、今回の行き先浦臼町であるがラーメン屋と呼ばれる店が無いのである。中華料理の店やレストラン、そば屋的なものはあるのだが純ラーメン店はいくら探しても見つからない。そんな状況で「浦臼町で辛味噌ラーメンを食べる」という目的を達成するため、ワタシは必死にネット検索をしたのであった。

その結果ようやく見つけたのが今回伺ったうらうす温泉内の「カフェ＆レストラン つるぬま」。メニュー表の中に辛味噌ラーメンの文字があるではないか！

というわけで到着し温泉でゆったりした後、カフェ＆レストランスペースへ。午後1時を過ぎていたためか他に客はいない。貸し切り状態な上、近くでスタッフ2名がおしゃべりをしているため若干居心地が悪い・・・鶴沼を見下ろす眺望は素敵なのだが。

待ち時間も少なく提供していただいた辛味噌ラーメンがこちらである。マスクをしていても良い香りが鼻腔をくすぐる。トッピングはチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、長ネギとシンプルめだがその香りに期待が高まる。

実際スープは無難な味ではあるがなかなか旨い。個人的は辛みが足りないので唐辛子を追加させていただいたが、コクも深く美味しいスープである。

麺はやや細めのちぢれ麺であるが、かなり硬めである。コシがあるというよりは単純に茹で時間が短いのかブチッと切れるような歯ごたえ。舌触りはツルツルといった感じではなく若干パサついている印象。しっかり噛んで食べる麺といった感じでスープとの絡みもあまり良くない。スープはスープ、麺は麺といった感じだろうか。

チャーシューは小さめ、かつ薄く、出来合いのものであるような感じがぬぐえない。パサついた食感と独特な臭い、そしてそれ自体に美味しさも感じられず、スープの旨味が染み込んでいるわけでもない・・・これははっきり言ってひどい。

スープだけを評すれば決して悪くない味わいなのだが、麺とチャーシューが残念なのがもったいない。けっして不味いわけではないのだ。ただ850円と言う値段でまた注文するかと言えば、おそらくそれは無いだろう。個人的にはそう思った一品であった。

今回浦臼町に行ったもうひとつの目的は、温泉と道を挟んで向かいの道の駅にある観光施設で売っている「あげいも」である。数日前に知人との会話であげいもの話になり、浦臼町の道の駅で売っていることを思い出したのである。中山峠の「峠のあげいも」が食べたいところだったがさすがに距離があるので、今回はこちらをいただくことにした。

うらうす温泉紹介サイト（メニュー表リンクあり）：浦臼町自然休養村センター（うらうす温泉）

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