■ 辛味噌外麺 ■【宮城県仙台市】秋保グランドホテル 麺処 喜楽庵

2020年10月8日、宮城出張＆旅行の最中の出来事である。午前10時過ぎ、秋保温泉 ナポリタン＆カフェ 秋保Cafe HACHIでかつてカゴメ主催のナポリタンスタジアムで日本一に輝いた「日本一のナポリタン」をいただき、秋保ヴィレッジで買い物を楽しんだ後、秋保グランドホテルへ移動。目的は温泉と期間限定ラーメンをいただくことである！

温泉にも入りたいが、その先の予定も詰まっているのでまずは混み合う前の店でラーメンである。
舞台は秋保グランドホテル内にある「麺処 喜楽庵」。この時、期間限定メニューとして仙台の名店「だし廊」と秋保グランドホテルとのコラボメニューが存在していたのである。

それがこちらの「貝だし塩そば ジェノヴァの香り」である。ジェノヴァ、すなわちイタリアをイメージしたオシャレなラーメンが目も前に置かれるが、ハマグリ、生ハム、トマトとオニオンのジェノベーゼソース和えといったトッピング具材が別添えになっている。
これはそれぞれの具材を順番に入れることで、その時々の味わいとその変化を楽しんでいただくためといった理由があるらしい。

さっそくノーマル状態のラーメンスープをいただいてみると、出汁の効いたあっさり系の塩スープである。そこへまずハマグリを投入。この時点ではあまり味に変わりは無い。次に、生ハム・・・変わったのか変わっていないのか微妙である。生ハム単品で食べると塩気が強いため、少しの間スープに浸しておくとしよう。その間に最後のトマトとオニオンのジェノベーゼソース和えを投入。すべての具材を入れ終わったので混ぜて食べてみると、一気に味わいが変わる。トマトの酸味や生ハム由来の塩味、オニオンの甘味などが相まってとても上品で深い味わいに仕上がる。

そしてこの平麺が良い働きをしており、旨味いっぱいのスープを麺と同時に口まで含んでくれる。
この時しか食べられないラーメンではあったが、食べることが出来て本当に良かったと思う。いずれはまだ行った事のないだし廊の店舗にも行ってみたいものだ。

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