【芦別市】新宝来軒

2022年2月4日、できるだけ安くガソリンを入れるために赤平市の隣町芦別市へ！ならばついでにあの店へ！そう、以前に一度行ってみようかと思い店の前まで行ったはいいが定休日だったという「新宝来軒」である！

無事「心を込めて営業中」であった♪
ちなみにこちらの店名の新宝来軒であるが、今では芦別名物となった「ガタタンラーメン」を考案した元祖・宝来軒が2015年に閉店してしまったため、現店主がその後を継いで営業をしているため「新」の文字が追加されているのである。砂川のさつき家と言いこちらのお店と言い、元の店主のご家族でもない方が店を継ぐというのはなかなかできる事ではないな、と思う。

お店に入ったのは午後1時15分頃、若干遅めの昼食である。お昼のピーク時間を外したおかげか店内貸切状態で、コロナ禍において特に混雑した状態が嫌なワタシにとっては願ったり叶ったりである。そして店側もかなり感染対策には気をつけておられる様子。座席間のフィルムや至る所に注意書きがあるなどかなり徹底されていたのが好印象である。

メニューには「激辛味噌拉麺 990円」の文字。辛味噌拉麺は見当たらない・・・なるほど、辛味噌ラーメンを食べたければ必然的に激辛になるということか。ふむ、まあ一応聞いておくか・・・「辛いですか？」「辛いです」・・・なるほど、辛いのか。仕方あるまい、ここは漢を見せる時！

見た目、真っ赤というほど赤くは無い。これは激辛と言いつつも意外といけるのでは？とスープをひと口・・・あ、確かに辛め。かと言って食べられないレベルではなく、むしろこれくらいの辛さを求めていたのではないかというほど心地よく感じる辛味である。若干、麻婆豆腐感を感じるスープを数口飲むと体が温まってくる。寒い時期には最高の一品だ。

しかし、さすがにスープばかりを飲んでいると口の中が軽く痺れてくるので、麺もいただくとしよう。
太くもなく細くもなく、それほどちぢれでもなくストレートでもない・・・要するにオーソドックスな麺は意外にスープが良く絡む♪しっかりスープの辛みを口に運んでくれるので、じわじわと口内に痛みが広がる。が、旨い！

トッピングはチャーシュー、堅ゆで卵、長ネギ、もやし、メンマ、海苔、糸唐辛子に、これは珍しい「お麩」である。辛味噌ラーメンに麩が入っているのは初めての経験であるが、スープを含んでさぞ辛かろうと思いきりゃそれほど辛くはない・・・むしろ美味しい♪麩の独特な食感や、もやしのシャキシャキ感、歯ごたえのあるチャーシューなど多様な食感が楽しめるトッピングは素晴らしい。

そのチャーシューであるが、昔ながらのチャーシューといった感じで、味付けが薄めなのでそれ単品ではそれほど味わい深く感じないが、辛みが強く濃厚なスープとの相性はとても良い。口の中の脂っこさや辛さからくる刺激を和らげてくれるのであった。

長ネギが好きなので、残ったスープに浮かぶものも全てすくいながらいただくが、やはり徐々に徐々に口の中が痛くなってくる。帰宅してから少々胃に違和感を感じたので、やはりいつもの辛味噌ラーメンよりは辛みが強かったのは確かだろう。
今回も美味しい辛味噌ラーメンに出会えて大満足である♪

冒頭でも述べた通り宝来軒と言えばガタタン（がたたん）ラーメンである。そしてこちらにはもうひとつ「メガザンギ丼」という有名なメニューがある。メガザンギ丼・・・いつかは食べてみたい気になる一品ではあるが、メニューを眺めていてそのネーミングからとても気になるものがある・・・

いかがだったであろうか？BLACK DIAMONDも気にはなるが説明書きがあるのでまだ良しとしよう。ワタシが気になって仕方ないのが「森の中にある沼の様な拉麺」である！湖でも池でもない沼である。このいまいち食欲をそそらせない独特で絶妙なネーミング！どんな拉麺であるかは直接尋ねていない・・・あれから数か月、まだメニューにあるかは判らないが、気になる方はぜひ芦別市新宝来軒へGO！そしてレポートを！！

お店紹介Webサイト：新宝来軒｜芦別市観光総合ガイド「星の降る里あしべつ」

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